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【たぬかな炎上】スポンサーからの圧力で契約解除!年収ゼロへ




人気プロゲーマーのたぬかなさんが、「170cm未満の男性には人権がない」と、男性の身長を蔑視する発言をしたことで炎上したことを受けて、2月17日、所属会社のCYCLOPS ATHELETE GAMINGはたぬかなさんの契約解除を発表しました。

契約解除の結果、約1,000万円あると言われていたたぬかなさんの年収はゼロになる見込みです。

たぬかなさんにはレッドブルを始め複数のスポンサーがついていたのですが、今回の契約解除には、スポンサー企業からの圧力もあったようです。

また、SNS上で、乙武洋匡さんや茂木健一郎さんら著名人を始め、多くの人から抗議・苦情が殺到したことも、契約解除の大きな要因になりました。

一体どんな苦情が殺到したのかも、詳しく見ていきましょう。

 

【この記事で分かること】

〇たぬかな契約解除で年収ゼロへ!スポンサーからの圧力とは?

〇たぬかな本人と所属企業の謝罪文はこちら

〇たぬかなの暴言にSNSには苦情殺到!




たぬかな契約解除で年収ゼロへ!スポンサーからの圧力とは?

身長蔑視発言で炎上しているプロゲーマー・たぬかなさんは、CYCLOPS ATHELETE GAMINGに所属していましたが、今回の騒動を受けて、2022年2月17日、所属会社から契約解除が発表されました。

「たぬかな」選手との選手契約解除のお知らせ
この度は、「CYCLOPS athlete gaming」に所属する「たぬかな」選手の不適切な発言により、ご不快な思いをされた皆様のお心を傷つけたこと、また、応援してくださるファンの皆様、スポンサー各社の皆様、および関係各所の皆様に多大なるご迷惑とご心配をおかけしたことを、深くお詫び申し上げます。

当社は2022年2月17日をもちまして「CYCLOPS athlete gaming」に所属する「たぬかな」選手との選手契約を解除いたします。 2022年2月15日の「たぬかな」選手の配信中における不適切な発言と姿勢は、当社として決して容認できるものではなく、選手契約解除という判断に至りました。

当社は、いかなる差別的・侮辱的な行為や言動・SNS等での発言も許されるものではないと認識しており、すべての人にとっての多様性を大切にしております。

今後、所属選手の教育、指導等管理体制を強化し、再発防止を徹底して参ります。

ブロードメディアeスポーツ株式会社

(引用:CYCLOPS ATHLETE GAMING website

 

たぬかなさんが契約解除されるに至った経緯を簡単にまとめました。

2月15日 YouTube配信ライブ内で、「170cm未満の男性は人権なし」等の暴言

2月15日 Twitterで誠意のない謝罪(後述します)

2月16日 スポンサー企業に抗議殺到、Twitter炎上

夜に新しい謝罪文投稿

2月17日 所属会社より契約解除発表

契約解除に至った原因は、TwitterなどSNSでたぬかなさんの発言が大炎上したこと、そして、スポンサー企業からの圧力があったからとみられています。

たぬかなさんは、2018年からレッドブルと個人でスポンサー契約を締結していました。

また、所属会社のCYCLOPS ATHELETE GAMINGのスポンサー企業一覧は、以下のとおりです。

・株式会社オプテージ(eo光)
・デル・テクノロジーズ株式会社(ALIENWARE)
・ルネサンス高等学校グループ
・上新電機株式会社
・株式会社プリンストン(ULTRA PLUS)
・大阪デリバリー株式会社
・稚内北星学園大学
・オンキヨー&パイオニア株式会社
・さくらインターネット株式会社

(情報元:CYCLOPS ATHLETE GAMING website

特にレッドブルについては、CYCLOPSのプロフィールページやTwitterのアイコン写真でもレッドブルのキャップを被った写真を掲載していましたので、たぬかなさんにとって最重要スポンサーだったと言えると思います。

Twitterのアイコンは現在、猫の写真に変更されています。

報道やSNSのコメントによると、レッドブルには、たぬかなさんの暴言に対する苦情が殺到したようで、その反応を受けてか、現在はレッドブルの公式ホームページの所属アスリート紹介ページからは、たぬかなさんのページが削除されています。

レッドブルの公式ホームページ・所属アスリート紹介ページはこちら

契約解除を受けて、推定約1,000万円あったとされるたぬかなさんの年収は、ゼロになってしまいました。




たぬかな本人と所属企業の謝罪文はこちら

今回の身長蔑視の暴言配信があった同日、2月15日23:10に、たぬかなさん本人がTwitterで以下のとおり謝罪しました。

配信の内容をヘイトスピーチだと指摘されました。
そういう意図ではありませんでしたが、不快に思われた方が多いようなので撤回します、すみませんでした。

高身長が好きって言いたいだけでした…
いつもの配信の身内ノリで言葉が悪くなっちゃいました、ごめんなさい~…

(引用:Twitterより)

しかし、このTweetの内容にまた批判が殺到します。

「ヘイトスピーチだと指摘されました」➡所属企業やスポンサーから指摘されたから謝るんかい!

「不快に思われた方が多いようなので」➡本人に罪の意識はなさそう

「いつもの配信の身内ノリで言葉が悪くなっちゃいました」➡発言内容ではなく、言葉遣いの問題ととらえているのか?

「ごめんなさい~…」➡真剣に謝ってない!

こういった見方をされた人が多かったようです。当然ですね。

現在このTweetは削除されています。

そして、2月16日20:45に、新しい謝罪文をTwitterで発表しました。

3回に分けてのTweetでしたが、3つ併せて3,600件以上のコメントが寄せられています。
コメントの内容については、後述します。

たぬかなさんの所属企業であったCYCLOPSからも、以下の通り謝罪文書が発表されました。

所属選手による配信中の不適切な発言につきまして
いつもCYCLOPS athlete gamingを応援いただき、誠にありがとうございます。

2月15日、当社が運営するチーム「CYCLOPS athlete gaming」に所属する「たぬかな」選手の配信中に、不適切な発言があったことを確認いたしました。本件につきまして、日頃より応援くださるファンの皆様、スポンサー各社の皆様、および関係各所の皆様にご迷惑とご心配をおかけしたことを、心よりお詫び申し上げます。

当社といたしましては、「たぬかな」選手の配信中における発言は、自身のプロ選手としての立場に対する自覚と責任に欠けた発言であったと、重く受け止めております。
本件についてはマネージメントを行っている当社の監督不行き届きによるものであり、このような事態を招いてしまい、軽率な発言によりご不快な思いをさせてしまいましたことを深くお詫び申し上げます。

該当選手の今後の処分に関しまして厳重に対処いたします。
改めて、当チーム全体におけるコンプライアンス研修等を実施するとともに管理体制を強化し、再発防止を徹底して参りますので、引き続き、ご支援賜りますようお願い申し上げます。

ブロードメディアeスポーツ株式会社

(引用元:CYCLOPS ATHELETE GAMING website

「今後の処分に関しては厳重対処する」とされていましたが、結局、翌2月17日に契約解除が発表されました。

所属会社のウェブサイトからも、たぬかな選手のプロフィールは削除されました。CYCLOPS ATHELETE GAMING「メンバー」ページはこちら

「身から出た錆」という一言に尽きますが、スポンサー企業も所属会社も、迅速な対応を見せましたね。

契約解除で年収がゼロになってしまうことは気の毒ですが、たぬかな選手はまだ29歳と若いので、しっかり反省して出直せると思います。




たぬかなの暴言にSNSには苦情殺到!

先にご紹介したとおり、Twitterで謝罪文を発表したたぬかなさんですが、それに対する世間の反応はやはり厳しいものが圧倒的に多く、苦情が殺到しました。

中には、乙武洋匡さん、茂木健一郎という著名人からの反応もありましたので、ご紹介します。

乙武洋匡からの反応

元小学校教諭で、作家でタレントの乙武洋匡さんからは、このようなTweetがありました。

乙武さんは、著書「五体不満足」で有名な方で、生まれつき両腕両脚がない方です。

今回のたぬかなさんの暴言に対しては、ご自身が感じた怒りというよりは、こういった発言が普通に行われてしまうことへの危機感を持たれての警鐘だったように感じました。

「人権は、誰にでもある」

本当にその通りだと思います。

茂木健一郎からの反応

脳科学者で、数々のメディアでも引っ張りだこ、著書も多数の茂木健一郎さんからもたぬかなさんへの反応がありました。

たぬかなさんの発言が社会に悪影響をもたらすことを憂いたコメントですね。

確かに、言っていいことと悪いことというのは、学校教育でもなかなか教えてくれるものではありません。

まだ善悪の判断がつかない子どもであっても、誰もがインターネットで有害なものを見られる時代です。

普通の人はもちろん、影響力のある有名な人であれば、自分の発言に一層注意を払わないといけませんよね。

世間の声

たぬかなさんの暴言、また、それに対する本人の謝罪についても、世間からは以下のような批判や苦情が殺到しました。

特に、170cmに満たない身長の男性から批難が殺到しています。
当然だと思います。

また、たぬかなさんの謝罪は、ファンやスポンサーへの謝罪であって、自らが侮辱した170cm未満の男性への謝罪はなかったことも批判されています。

さらには、レッドブルなどのスポンサーや、所属会社のCYCLOPSに契約解除を迫る意見も多数見られ、それが契約解除の大きな要因になったと考えらえます。




まとめ

以上、プロゲーマーのたぬかなさんの170cm未満の男性への蔑視発言が炎上したことを受けて、スポンサーや世間から批判・苦情が殺到し、所属会社から契約解除されたことについて調査しました。

契約解除されて年収がゼロになってしまったことは大変つらいことと思いますが、たぬかなさんには、それだけの暴言を吐いてしまったということを、しっかりと自覚していただきたいなと思います。

人の幸せに身長は全く関係がないですし、全ての人に人権はあります。

たぬかなさんには、自分の発言した内容についてしっかり考えて、十分反省していただきたいですね。

 




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