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パタパタ反転フラップ式案内表示機の現役一覧!京急川崎駅は引退

駅の案内掲示板は現在LED表示の物が主流となっていますが、そんな中昔ながらの「パタパタ」と呼ばれる発車案内板が残っています。

京浜急行電鉄の京急川崎駅では、そのパタパタ残る数少ない駅でしたが、ついに2022年2月で撤去され引退となりました。

そんな、今や貴重となった「パタパタ」こと反転フラップ式案内表示機現役の一覧を今回の記事ではご紹介していきます!




パタパタ反転フラップ式案内表示機の現役一覧

パタパタの正式名称は「反転フラップ式案内表示機」ですが、2022年1月現在、現役で利用されている駅はまだあります。こちらで一覧でご紹介します!

京急川崎駅

まずは、話題の京急川崎駅ですが、2022年2月12日で撤去され、惜しまれながら引退となりました。

1986年12月25日から川崎駅に設置され、上部に路線図があるタイプの反転フラップ式案内表示機はここのみでしたので、その希少性からも人気のある案内板でした。

近畿日本鉄道吉野線 吉野駅(奈良)

吉野駅は奈良県吉野郡吉野町吉野山にある、近鉄吉野線の終着駅です。

 

阪急電鉄岡本駅 (兵庫県)

岡本駅は、兵庫県神戸市東灘区岡本にある、阪急電鉄神戸本線の駅です。

こちらの阪急神戸線で最後に残っていた岡本駅のパタパタですが、2022年2月28日を最後に撤去されました。

1995年6月に設置され、27年間活躍してきましたがRED式への変更となりました。

阪急宝塚線 雲雀丘花屋敷駅(兵庫県)

雲雀丘花屋敷駅では、大阪梅田方面にのみ設置されています。阪急電鉄では、岡本駅のパタパタが撤去されたため、通過駅を表示させるサイズのパタパタ案内板はこの駅のみとなりました。

阪急京都線 相川駅、総持寺駅、富田駅(大阪府)

阪急京都線には、現在3駅でパタパタが残っています。

相川駅、総持寺駅(そうじじえき)、富田駅の3駅は下りの大阪梅田方面のみの設置となっており、一行のみの簡素な案内板です。




鉄道駅以外にもパタパタ

鉄道の駅以外には、空港に設置されています。

昔のトレンディドラマや映画などでも、空港でパタパタが表示されるシーンが良くありました。

空港のパタパタは、鉄道の物より路線数が多い分、縦に大きいですね。

大阪国際空港

伊丹空港(いたみくうこう)の名でも知られる、大阪国際空港は現在国内の拠点空港として活躍しています。

宮崎空港

宮崎県宮崎市にある空港です。

函館空港

北海道函館市にある空港です。

京急川崎駅引退で関東のパタパタは無くなる

以上に紹介したように、パタパタは京急川崎駅で関東にあるものは最後でした。

ですので、2022年2月12日に京急川崎駅のパタパタが撤去され、関東にあるものはすべて無くなってしまいました。

時代の流れとはいえ、鉄道ファンにとってはさみしい出来事のようです。以下に、SNSの反応もまとめてあります。



SNSの反応

ツイッターでは、今回の京急川崎駅でのパタパタ撤去が話題となっています。

パタパタが無くなるのがさみしいという声が多くあがっています。

どこか懐かしいあのパタパタですので、思い入れのある方も多いアイテムというのが分かりますね。

LEDでパタパタを表現してほしい?

LEDは表示の変化を簡単に表現できることから、パタパタをあえてLEDで表現してほしいという声もありました。

実際、こちらはバスの案内表示ですがパタパタ風にされているものがあるという情報もあります。





まとめ

パタパタこと反転フラップ式案内表示機ですが、現在京急川崎駅以外で残っているのは

  • 岡本駅  (阪急)
  • 吉野駅  (近鉄)
  • 大阪国際空港(伊丹空港)
  • 宮崎空港
  • 函館空港

このように、関東圏では京急川崎駅のみとなっているのが分かります。

関東では無くなってしまいますが、西側の駅にはまだ残っています。

京急川崎駅は、パタパタ上部に路線図もあるという大型の装置だったため、撤去を残念に思う方も多いようです。

それではここまでご覧いただきありがとうございました。



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