「26年間ずっと桜の開花を追い続け今では桜前線と一緒に移動している人」としてテレ朝系番組『激レアさんを連れてきた』に出演の中西一登さん。
何故そんなに桜の開花が楽しみなのでしょうか。
また桜前線と一緒に移動するとは、どういうことなのでしょうか。
いかにも激レアさんらしい、普通じゃない「桜の開花」への夢中さが伺えますね。
今回はそんな激レアゲストである中西一登さんがどんな風に桜の開花を楽しんでいらっしゃるのか、また中西一登さんとはどんな人なのかプロフィールや経歴をお伝えします。
【激レアゲスト】中西一登桜前線と移動する様子
【激レアゲスト】中西一登プロフィールと経歴
【激レアゲスト】中西一登桜前線と移動する様子
ご本人の公式Twitterから桜の開花を追いながら日本列島を縦断されている様子を一部(3月の前半)をお伝えします。
お名前の「花追人」さん、とても素敵なネーミングですよね。
意味は、ご本人のHPより下記のように書いてありました。
花追人とは短歌の季語で、「桜を追いかける人」という意味があります。
ダイレクトに”桜”を使うのではなく、季語を使うなんてオシャレで奥ゆかしいですね!
では、日々のTwitterの投稿から、抜粋してご紹介して行きます。
[3月4日]
横浜市鶴見区で。
河津桜は開花が早いですからね。
静岡あたりでは2月には咲き始めますものね。
3月の #桜、横浜市鶴見区 #三ツ池公園 の #河津桜、2本で2輪ずつの開花。パークセンターという建物の横です。昨日撮影。 #sakura pic.twitter.com/BEB4uNLhm4
— 花追人 (@hanaoibito) March 4, 2022
[3月10日]
麻生十番、こんな都会の中にも、こんなに立派に咲いてる桜があるなんて!
サイクリングの途中で見つけたとのことで、いつもアンテナ張り巡らせている、というか好きなものだから、きっと目に飛び込んでくるんでしょうね。
東京ということで、少し東に移ってきました。
早咲きの #桜、 #麻布十番 暗闇坂の #河津桜、見頃。健康サイクリングの途中で撮影。 #sakura pic.twitter.com/YwemrOfge6
— 花追人 (@hanaoibito) March 10, 2022
[2022年3月14日]
こちらは4分咲き。
開花が気になる方なので、満開とか今が見頃とか、そういうのよりもこちらの方が嬉しいのかもしれません。(笑)
茨城県に入りましたね。更に東へ移動しています。
早咲きの #桜、#茨城 #大洗 願入寺の #河津桜、4分咲きくらい。檀家さんから贈られたものとのこと。昨日撮影。 #sakura pic.twitter.com/kGxnxalu3m
— 花追人 (@hanaoibito) March 14, 2022
[2022年3月15日]
さすが、1998年から撮り続けただけあって、写真の撮り方が上手ですね。
近場にアップした花と、遠くにぼんやりピンクがちらほらしている構図が素敵です。
#茨城 茨城町 涸沼自然公園 太陽の丘の #河津桜、4分咲きくらい、2本。間の1本は花が高い位置にあり種類不明。 #sakura pic.twitter.com/x5DKzSKiMQ
— 花追人 (@hanaoibito) March 15, 2022
こんな風に、日々道端や公園などの特に有名どころではないものも含めて、開花の始まった南西からずっと桜を追い求めて北上してゆく、ということなんですね。
なんてロマンティックな趣味なんでしょうか。
とても素敵だと思いますが、それだけをして過ごしているという訳ではないと思うので、普段お仕事等はどうなされているのか興味が湧きますね。
【激レアゲスト】中西一登プロフィールと経歴
では、そんな激レアゲストの中西一登さんはどんなお仕事をされているのか調べてみました。
中西一登さんプロフィール
名前 :中西一登(なかにしかずと)
生年月日:1964年(57歳)
出身地 :愛媛県西条市(東京都港区在住)
職業 :不動産屋(田町不動産)
資格 :気象予報士・宅地建物取引主任者・総合旅行取扱管理者・第1種電気通信主任技術者・第1級無線技術士・普通運転免許
高校 :水戸第一高等学校
大学 :横浜国立大学電子情報工学科
高校も大学も、偏差値が高く、とても頭脳明晰な方なんですね。
しかも、取得してらっしゃる資格の数々!
仕事に必要なものももちろんですが、どう見ても桜の為に取ったと思われる、「気象予報士」や「総合旅行取扱管理者」も含まれていて、桜に対する本気度が伺えますね。(笑)
では、何故こんなに桜の開花を見続けることにハマったのかを見てみましょう。
元々は1987年に大学を卒業して、普通にサラリーマンをされてらっしゃいましたが、7年半付き合っていた女性と別れた事が転機になって、30歳で会社を辞めて日本一周の旅に出ることにしたそうです。
まさかの、失恋が原因とは!
でも、それにしても、恋に破れた心を桜で慰めるなんて、やはりロマンティストですね。
絶対に若林さんに突っ込まれているでしょうね!(笑)
家族もいない独身のうちに旅をして、日本中を見たいと思った時に、目標がないまま当てのない旅をするよりも、南は九州から北は北海道まで桜前線を追いかけてみようと始めたのがきっかけとなったようです。
HPの’長旅の部’を終えた1998年6月14日に書いたというあとがきを読んでみました。
約2か月半の間、ご自分の車で南から北へと駐車場やユースホステルに止まりながら桜を追い続けている様子が、ことこまかなDATAと一緒に書かれていて驚きました。
まぁ、そもそもHPで日記のように日々書き続けて行くこと自体、細かい性格でないと出来ないんですけどね。
毎日の桜のことだけでなく、旅で使用したカメラやパソコンのスペックと使い勝手についてや、移動距離等も几帳面に書かれていました。
そして、この長旅が終わったころには旅の資金も尽きてしまうから、再就職しないとって書いてあり、びっくり!
職場を辞めて、完全にフリーになっての長旅だったのですね!
こういうの、夢にしている若者とか多いと思うのですが、実際に何度もやってらしゃる人がいるなんて…。本当に魅せられているというか、凄いですね。
仕事をしてある程度お金をためて、辞めて長旅をして、というのを5回繰り返しているようです。
Facebookのステータスでは独身となっていましたが、こういう生活を続けていると、中々伴侶を見つけるのは難しいかもですね。
そんな、これまでの長い長い旅の経験を元に、桜の名所のおススメ本も出されています。
『本当に見ておくべき日本の桜絶景 東日本編』 (MSムック) ムック – 2021/1/26
残念ながら今年の分は発売されないようです。
桜の専門家が「見ておくべき」と言ってるくらいなので、ハズレのない桜の名所集といったところでしょうか。
桜のシーズンは丁度これからなので、1冊持っておくと便利かもです。
(今なら送料無料で、税込み価格880円とお得です。)
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旅を続けていると、その地方ごとの食べ物も楽しみなものですよね!
ダムカレーは、ダム好きの人にも堪らないものですが、こうしてパンになっているのも斬新なアイディアで面白いですし、ご当地キャラが岩を登るなんて、これもユーモラスなパンですね。
しかも両方共200円ほどと、手が出やすい優しいお値段。
こういうご当地ものに舌鼓を打つのも旅の楽しみのひとつですよね。
週刊 #じゃらん (アプリ)。群馬県道の駅八ッ場ふるさと館。ダムカレーを #パン にするアイデアが素敵。下のパンはキャラが岩を登っている様子がかわいいです。どちらも魅力的… pic.twitter.com/67fcG2t5wU
— 花追人 (@hanaoibito) March 3, 2022
ご本人のHP「気まぐれ桜旅 旅日記のページ by モバイラー中ちゃん」です。
まとめ
桜の開花を追い続けて26年の中西一登さん。
きっかけが、まさかの失恋で驚きましたが、それでハマってしまって仕事を辞めてまで開花を追って日本を北上し続ける、それ程の生きがいを見つけられて、むしろ羨ましいくらいです。
今年も移動しながらTwitterやInstagramに投稿し続けていらっしゃいます。
この調子だと、そろそろ関東を抜けそうな陽気です。
激レアさんでのラベリングは、「桜の話になると舞い上がる人」でした!
これからがまさに中西さんの一番生き生きする季節ですね。