2022年3月18日より春の高等学校硬式野球大会が開催されますね。
選抜に出場が決まっている大阪桐蔭高校野球部の、前田悠伍選手の投球に注目が集まっています。
1年生のころから、将来ドラフト選手となるのではと噂される逸材とのこと。
その前田悠伍選手の投球は最速何キロなのでしょうか?
またさまざまな球種を持っていることや、メンタルの強さも素晴らしいとのこと。
そこで今回は「前田悠伍(大阪桐蔭)の最速は何キロ?球種やメンタルの強さがヤバい!」と題して、調査してみたいと思います。
前田悠伍の最速は何キロ?1年生でこの速さ!
大阪桐蔭高校野球部新2年生の前田悠伍選手の投球は最速で144キロです。
これは1年生の時の記録なので、1年生でこの速さを出せるというのは、かなりの逸材だそう。
高校生の投手の平均投球速度を調べると、115キロとのことでした。
130キロがでれば、かなり目立つ高校生、140キロはプロ級ということだそうです。
・110㎞/h … 中学エース級・草野球エース最多ゾーン
・115㎞/h … 高校生平均
・120㎞/h … 高校生エース
・130㎞/h … かなり目立つ高校生
・140㎞/h … プロ注目
1年生の時点で140キロ越えしている前田悠伍投手は、いかにすごいかわかりますよね。
まだ、2年生になったばかりなので、その球速はまだまだ早くなるだろうと言われています。
本当に伸びしろがあって、期待大の選手ですね!
ここで、前田悠伍選手の簡単なプロフィールを紹介しておきます。
名前:前田 悠伍(まえだ ゆうご)
生年月日:2005年8月4日
出身地:滋賀県長浜市
小学校:高月野球スポーツ少年団所属 小6でオリックスジュニア入り
中学:湖北ボーイズ所属
身長:180cm
体重:78㎏
投打:左/左
前田悠伍選手は、オリックスのジュニアチームに入っていたのですね!
このジュニアチームとは、日本野球機構(NPB)に所属する12球団(いわゆるプロ野球の12球団)が主催する、少年野球大会「NPBジュニアトーナメント」に出場するチームのです。
この大会は「子供たちがプロ野球への夢という目標を、より身近に持てるように」という考えの下に企画されたものだそうです。
各球団が小学生を選抜してチームを作り、プロと同じデザインのユニフォームを着て戦うのだとか。
逸材を見つけておきたいプロ野球界と、プロを目指す子供たちにとっては、互いにメリットのある大会ですよね。
前田悠伍選手は、そんなすごい大会にしっかり選抜されて出場していたとは!
小学校のころからすでに頭角を現していたんですね。
当然、前田悠伍選手に注目するファンもいて、そのツイートも期待に満ちています。
冬を越えた前田悠伍さんめちゃくちゃ楽しみ
神宮でさえレベチだった— サルノリ (@98BB_dragons) March 4, 2022
前田悠伍選手の最速144キロを甲子園で見たいものですね!
前田悠伍の球種は?プロも注目!
前田悠伍選手が投げることができる球種は、ストレート、チェンジアップ、カーブ、スライダー、ツーシームです。
高校1年生の時点で、これだけの種類の球種を投げられるとは!
本当に驚きです。
こちらは、前田悠伍選手の第52回明治神宮野球大会でのピッチングの動画です。
アナウンサーや解説員も絶賛のピッチングです。
⚾️第52回 明治神宮野球大会⚾️
【高校の部 2回戦】#大阪桐蔭 × #敦賀気比5回表 流れを引き寄せる三者連続三振!
大阪桐蔭、1年生サウスポー・前田悠伍が敦賀気比の前に立ちはだかります!「#バーチャル高校野球」では
全試合を無料ライブ中継🎥https://t.co/O7sHJrPBUc#高校野球 #明治神宮大会 pic.twitter.com/kH87MpoUtd— バーチャル高校野球 (@asahi_koshien) November 21, 2021
ほとんどプロのような球筋ですよね。
ネットニュースでも、チェンジアップが「止まって落ちる」すごいボールである、と紹介されていました。
とりわけ捕手の松尾汐恩が「ストレートの軌道から、ボールが止まる」と表現するチェンジアップが前田の最大の武器だろう。左指でOKに近い形を作ってボールを握り、「小指で引っかけるように投げる」(本人談)ことで、ボールは突然失速して、斜め左方向に落ちていく。 引用:yahoo ニュース
ストレートと思わせておいて、急にボールが止まるように見えるなんて!
これは、高校生でなくても、プロでも打てなさそうな球ですよね。
これらの様々な変化球を投げ分けることで、相手バッターを三振に打ち取ることが出来るんですね。
生徒をめったに褒めないと言われている西谷監督も、前田悠伍選手については絶賛しています。
ボールも素晴らしいが、牽制、フィールディング、間合い。とにかくピッチングができる
引用:yahoo news
前田悠伍選手にはプロのスカウトも期待しているとのこと。
中日のスカウトは「野球センス、球のキレ、勝負度胸と投手に必要なすべてのものを持っている。投げるスタミナがつけばもっと楽しみ」と期待したコメントを出しています。
【明治神宮大会】“今中2世”大阪桐蔭の1年生左腕・前田悠伍投手が6回10K!プロスカウトも注目 https://t.co/r9WyWx9xwF
中日の米村明チーフスカウトは「野球センス、球のキレ、勝負度胸と投手に必要なすべてのものを持っている。投げるスタミナがつけばもっと楽しみ」と期待。 pic.twitter.com/rrAm7kFLaX
— のもとけ (@gnomotoke) November 21, 2021
まだ高校を一年間過ごした時点での、このプロからの評価は相当なものです。
様々な球種を操って、バッターを打ち取る姿が楽しみです!
前田悠伍の強みはメンタル!インタビューの答えがヤバい!
前田悠伍選手の何より素晴らしいのはメンタルの強さだといいます。
チームメイトからも、「強気と冷静さを兼ね備えた選手」だと言われているそうです。
前田悠伍選手のインタビューの回答からも、そのメンタルの強さが伺えます。
選抜大会の出場がかかる大一番で、履正社高校と対戦し、勝利した後のインタビューでの回答が自身に満ち溢れていてすごいです。
その回答がこちら。
昨日の夜はアドレナリンが出ていたんですけど、試合となればうまく気を落として(落ち着いて)緊張することはなかった。普通に自分のピッチングをしたら抑えられると思っていた。 引用:newsポストセブン
もう一度確認しますが、まだ1年生の秋の試合ですよ!
すごくメンタルの強さが表れていますよね。
「緊張することはなかった。普通に自分のピッチングをすれば勝てる」という自信を持ったコメントが頼もしいですね。
「普通」を試合で出せること自体がなかなか普通は難しいものですが、前田悠伍選手にはそれが可能のようです。
また、近畿大会中の試合後のインタビューで、「負ける感じはしない」かと聞かれた時の回答がこちら。
絶対に打たれないとか、そんな変な自信は持ってないですけど、打たれないっていう気持ちは誰よりも持っていると思います。高校に入ってからは、練習試合でも自分が投げて負けたことはまだないです 引用:web Sportiva
おごることなく、でも「打たれない」という強い気持ちを持っているとのこと。
強いメンタルが表れたコメントだと思います。
この強いメンタルこそ、ピッチャーとして、野球選手としての一番の強みと言えそうですね!
まとめ
大阪桐蔭高校野球部の、前田悠伍選手の投球について調査しました!
前田悠伍選手の投球は最速で144キロです。
これは1年生の時の記録で、まだまだ伸びると言われています。
前田悠伍選手が投げることができる球種は、ストレート、チェンジアップ、カーブ、スライダー、ツーシームです。
ストレートに様々な球種を織り交ぜて打ち取るスタイルで、なかなか打つのが難しい投球のようです。
そして、前田悠伍選手の一番の強みは、冷静かつ強気なメンタルでしょう。
練習してきたことを本番で出すことのできる強いメンタルで、甲子園でも活躍すること間違いなしですね!